Case
ガスの使用といえば、エネルギーや鉄鋼製造でのダイナミックなシーンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、精密な金属加工にも欠かせない存在です。今回ご紹介するのは、テラスレーザー株式会社様にてご利用いただいている、レーザー溶接の酸化防止に用いられるアルゴンガスの事例です。
超精密な部品加工ができる溶接機を開発されているテラスレーザー株式会社様より、レーザー肉盛溶接の工程で使用するアルゴンガスについてお問い合わせをいただきました。レーザー溶接は高温の光線を用いて金属を加工するため、空気中の酸素による酸化が避けられないことがあります。そのため、酸化を防ぐ目的でアルゴンガスが必要とされていました。
私たちは、お客様の使用条件に適した7m3 のアルゴンガスボンベをご提案しました。その後、イベント等でご使用いただく実演用として、車での移動の際に便利な小型サイズのボンベもご利用頂いています。
◆レーザー加工におけるアルゴンガスの役割
溶接におけるアルゴンガスの主な役割は酸素を遮断し、酸化や不純物の混入を防ぐことで、溶接部分の強度と品質を高める役割を担っています。特にレーザー溶接では、仕上がりの精度が求められるため、酸化による劣化を防ぐことが欠かせません。アルゴンガスを使うことで、金属表面の品質が保持され、美しい仕上がりが実現します。
溶接分野での製品部材の保護を目的とするガス(シールドガス)は、アルゴンの他にも溶接方や用途によって炭酸や酸素、混合ガスや水素など、さまざまなガスが利用されています。
当社では、ガスはもちろん溶接機などの器機選定からご利用の設置環境の改善までトータルでご提案が可能です。ぜひ、まずはお気軽にご相談ください!
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